
脇やVラインの黒ずみがひどく、サロンのスタッフに見せるのが恥ずかしいからと脱毛を諦めてませんか?でも、好きな人に見られたらもっと恥ずかしいんです!!
ほとんどの場合、脇やVラインの黒ずみの原因は、肌を傷つける自己処理にあります。脱毛をすればその自己処理が減り、黒ずみも改善されるはず。
さあ、勇気を出して、今年こそ脱毛にチャレンジしましょう。
目次
肌や脇の黒ずみができる原因とは?
毛剃り脱毛による色素沈着
みなさんはいつごろから脇の毛を剃り始めましたか?おそろく中学生ころには剃り始めているのではないでしょうか。そうすると、もう10年以上ワキの毛を剃り続けていることになります。
皮膚はミルフィーユのように何層にも重なっています。外側の皮膚を「角質層」と呼び、角質層には、ケラチンや天然保湿因子、角質細胞間脂質など、水分保湿やバリア機能にする大切な成分が含まれています。
本来、角質層の表面は、自然とアカとなって剥がれ落ちます。しかし、長年カミソリで剃り続けてしまうと、角質層もはぎ取られ、大切な保湿成分やバリア機能が失われ、皮膚が乾燥しやがて色素沈着となって黒ずんでしまうのです。
摩擦によるメラニンの増加
皮膚が黒ずむ原因は乾燥だけではありません。カミソリで剃毛すると、皮膚はその刺激から皮膚を守ろうとして、メラノサイトと呼ばれる細胞から、メラニンを作り出し肌を防御します。
その最も典型的な例は「日焼け」ですが、同じようなことが毛剃りでも起こるのです。
また、ナイロン製のタオルで皮膚を擦りすぎるのもよくありません。特にVラインはただでさえショーツで締め付けられ、摩擦で黒くなりやすい部位です。
ワキやVラインは、ついつい念入りに洗いがちですが、体を洗うときはあくまでも優しく、肌に無駄な刺激を与えないことが大切です。
毛抜き脱毛による埋没毛
皮膚に埋もれていた毛を引っ張ってみると、意外と長くてびっくりしたという経験はありませんか?これは「埋没毛」と呼ばれるものです。
毛抜きで毛を抜くと、毛穴の周辺の皮膚「毛包」を無理やりひっぱり、肌を傷つけています。皮膚を傷つけ続けると、やがて皮膚が厚くなり、厚くなった皮膚に邪魔され、毛が出てこれなくなるのです。
行き場を失った毛は、皮膚の中で成長し、詰まった状態になります。その毛を出そうと、針などで皮膚を破ったりすると、さらに皮膚を傷つけ、皮膚が厚くなってしまい、この悪循環が続くのです。
脱毛すると黒ずみが解消する!その理由

自己処理が激減するから
レーザーやフラッシュ脱毛をすると、毛の毛量が減っていき、毎日の自己処理も3日に1回、1週間に1回、1か月に1回と少なくなり、やがて、もう自己処理をしてなくて平気という状態になります。
すると、これまでカミソリで過剰に負担をかけていた肌質もよみがえり、肌の色が明るくなっていくのです。
正常なターンオーバーが戻るから
肌は、表皮・真皮・皮下組織と呼ばれる3つの層でできています。表皮と呼ばれるところはわずか0.2ミリほどの厚さなのですが、その最下層の「基底層」と呼ばれるところで、肌は誕生します。
基底層で生まれた肌が分化し、最終的には角質層まで押し上げられ、やがて自然とアカとなって落ちていきます。この一連の流れを肌のターンオーバーとよび、平均28日ほどの速度で繰り返されています。
これまでカミソリによる剃毛でターンオーバーを乱し、肌荒れや乾燥を起こしていたものが、脱毛をすると自己処理がほとんどいらなくなります。
すると、正常なターンオーバーが戻り、黒ずんでた皮膚も剥がれ落ちて、改善されてくるのです。
埋もれた毛も出てくることがある
過角化して厚くなっていた皮膚も、自己処理を止め、ターンオーバーが正常になると、肌が滑らかに薄くなってきます。
すると、皮膚が厚くて表面に出て来れなかった毛が、自然と顔をさせるようになり、埋没毛が改善されることもあります。
ここで注意して頂きたいのは、埋没毛の場合、無理して毛抜きや針を使って毛を取りださないということです。
もし自然と出てこない場合は、美容外科で処置をしてもらった方が、傷痕も残りにくくなります。
黒ずみがひどいと、脱毛サロンで施術できないってホント?

光がメラニンに反応する
ほとんどのエステサロンで使用されている脱毛機器は、IPL(インテンスパルスライト)を使用した、メラニンをターゲットにする脱毛方法です。
しかし機械は、毛のメラニンと皮膚のメラニンを区別することはできません。メラニンが濃ければ濃いほどよく反応するIPLですから、皮膚のメラニンにも反応し、やけどを起こす危険がありますので、極端な黒ずみの場合、施術を断られることもあります。
IOラインは照射レベルを落とすので脱毛の効果が劣る
いわゆるVラインの範囲は、正面から見て生えている部位の毛です。ショーツからはみ出る範囲を差す場合もあります。
今人気のハイジニーナやIOラインとは、陰部に近い部位をいいます。脱毛サロンでは、やけどを起こさないことに最も気を配り、他の部位より照射エネルギーを下げるので、脱毛の効果が劣る場合があります。
日焼けによるメラニンは施術不可
肌の色素が濃くてもOKと宣伝している美容外科でも、日焼けをしている場合は施術を行わないことがほとんどです。
日焼けのダメージはそれだけ肌に負担が大きく、その上に人工的な光を照射すると、とんでもないトラブルになりかねないからです。
日焼け後脱毛ができるのは、日焼けの炎症が治まり、皮膚にこもった熱が治まった後にしましょう。肌をきれいにするために脱毛をしているのに、皮膚にやけどを起こしては本末転倒ですので気をつけましょう。
黒ずみがひどくても脱毛できる!レーザー脱毛を選ぶ!
IPLよりもレーザーが安心
IPLは波長が700~1000nmの複合光で、波長が拡散するため、表皮のメラニンに反応しやすく、その分、色素の濃い部分や、色黒の肌の人は、やけどの可能性が高いと言えます。
一方、レーザー脱毛機器は単一波長のため、濃い毛の方へダイレクトに働きかけるので、多少日焼けをしていたり、色素が濃い部位にも、IPLと比べると火傷の危険が少ないと言われています。
IOラインも施術可能
レーザー脱毛機器の中でもNDヤグレーザーは、極端に肌の色の濃い方でも施術可能な脱毛機器です。光の波長が長いので、表皮のメラニンに反応する率が低いからです。
また、、ヘッド部分が重く施術者泣かせのダイオードレーザでは、IOラインの施術は難しいですが、NDヤグレーザーなら、ヘッド部分が小さく、VIOラインの細かな部分の施術も得意といえるでしょう。
ニードル脱毛も肌の色に関係なく可能
もし、レーザーやIPL脱毛が施術不可だった場合でも、諦めるのはまだ早いといえます。ニードル脱毛は、色素や肌の色を問わず脱毛できるのです。
ただし、ニードル脱毛の欠点は、1本1本毛を処理するので、時間がかかることと、痛みが伴うということです。もしニードル脱毛を選択するなら、事前にお試しをしてから契約することをおすすめします。
黒ずみ対策には美白クリームがおすすめ!

美白クリームを併用する
脱毛を始めるだけで、ずいぶん黒ずみが解消されるのですが、美白成分の配合されたクリームなどを寝る前につけるなどを併用していくと、さらに黒ずみが解消されます。
美白成分には、できてしまったメラニンを薄くし還元するものと、メラニン生成を予防するものがあります。黒ずみにはメラニンの還元に効果的な成分を選びましょう。
メラニンの還元に効果的なのは、ビタミンC誘導体やハイドロキノンがおススメ。また、皮膚の再生能力を高め、新しい肌を作るEGF配合の化粧品もおススメです。
スクラブなどでターンオーバーを流す
ターンオーバーは20歳で28日の速度と言われ、年齢とともに遅くなります。ターンオーバーが滞ると、肌がくすみ角質が過角化してくることもあります。
月に1、2度、アプリコットや塩など、スクラブが配合されたボディークリームで、角質の除去を促しましょう。
ただし、やりすぎは禁物です。ターンオーバーは遅すぎても早すぎてもよくありません。
ターンオーバーが早くなると、充分に角化しないまま角質層に押し上げられ、逆に乾燥や肌荒れの原因になってしまうので要注意です。
ピーリングなども効果的
ブライダルを控えている人は、即効性のある美容皮膚科でのケミカルピーリンがおすすめです。
ケミカルピーリングとは、グルコール酸などを使用して、皮膚の古い角質を取り除くもので、エステサロンと異なり、医療機関で取り扱える酸は濃度が高く、効果も高いと言えます。
1か月に1回ほど施術を行い、半年くらいで効果を発揮します。ピーリングと併用してビタミンCのイオン導入なども効果的ですので、美容外科に相談してみるのもよいですね。
まとめ
好きな彼と海デートが憧れという女性も多いですよね。でも、彼女の脇が黒ずんでいたらちょっと幻滅してしまうかも。そうなると、せっかくのデートも台無しということにもなりかねません。
やっぱり男性はツルツルの白い肌が大好き。好きな彼に肌を見せる機会はいつ訪れるかわかりません。素敵な出会いを逃さないように、今から準備しておきましょう。