脱毛基礎知識
脱毛産毛

顔や体のうぶ毛、実はけっこう悩んでる人が多いですね。薄着や水着の季節になると背中やお腹のうぶ毛も気になりますよね。
 

うぶ毛脱毛は通常のムダ毛脱毛とはやり方が違うのでしょうか。うぶ毛脱毛のメリットは?そして脱毛するならエステサロン?皮膚科クリニック?自宅で出来る方法もまとめてみました。
 

顔のうぶ毛脱毛のメリットとは

顔が明るく、肌が綺麗に見える

うぶ毛が生えていると、肌がくすんだ印象になり、トーンも暗めに見えやすくなります。その為、どす黒く影のようになって老け込んだ印象に。。
 

いつも疲れ顔の人っていますよね?疲れていなくとも、そのように見えるのはうぶ毛のせいでもあるんですよ。そのせいで実年齢よりも老けて見えたりする原因にもなります。女性にとっては恐ろしいことです。
 

そんな後回しにしがちなうぶ毛。きちんと処理をすると顔色もぱっと明るく見えて、華やかで若々しい印象になりますよ。綺麗な色のお洋服も着こなしやすくなるメリットも。
 

更にうぶ毛が無くなると、ツルツルになるわけですから、直接お肌に太陽光やライトの光が反射しやすくなり、毛穴やニキビ跡など肌荒れが見えにくくなります
 

まさに一石二鳥で綺麗になるので、うぶ毛脱毛は欠かせません。
 

毛穴が小さくなり化粧のノリが良くなる

毛穴から生えている毛が太いと、その大きさより毛穴は小さくなりません。逆に毛穴から生えている毛がないと、毛穴は小さく目立たなくなってきます。
 

顔のうぶ毛がないとファンデーション等が皮膚にしっかり密着し、より自然な崩れにくいメイクが出来ますよ。
 

うぶ毛の脱毛方法と効果

顔の産毛脱毛

クリニックでのレーザー脱毛

現在日本で主流となっている医療脱毛の種類は
 

  • アレキサンドライトレーザー
  • ダイオードレーザー

 

の2つがメインとなっています。レーザー脱毛を扱うクリニックは沢山ありますが、効果や施術中の痛みに違いが出る場合『どの機械を使って施術しているか?』と言う点に注目しましょう。
 

基本的に同じ機械を使っている場合、医院やクリニックによって効果の違いはありません。そして上記で紹介した2つのうち、顔脱毛のような『産毛に効果があるのはダイオードレーザー』です。
 

どちらかというと『アレキサンドライトレーザー』は脇やデリケートゾーンの濃いしっかりとした毛に向いている傾向になります。
 

『ダイオードレーザー』はその逆で細い毛に効果的です。人によって紫外線吸収量は肌の色は違うので、一概には言えないことも多いですが、基本の違いはしっかり覚えておきましょう。
 

部位によって使い分けできるように、どちらともを用意しているクリニックかどうか?を確認するといいですね。
 

回数は3回~を最低基準としている所が多いですが、それでもサロンの半分以下の回数で済むのが魅力的です。
 

エステサロンでの光脱毛

エステサロンの『光脱毛』は、レーザー脱毛より痛みが少なく敷居が低いのが特徴ですが、うぶ毛だと反応しづらいデメリットがあります。
 

考え方としては『アレキサンドライトレーザー』と同じで、濃く太い毛や肌の色とのコントラストの差が大きいほど効果を感じやすくなっています。
 

そのため色素の薄いうぶ毛には反応しにくいですが、6回ほど照射したころにはだいぶ減ってきてツルツル感を実感できますよ。
 

自宅でのセルフ脱毛

お仕事が忙しくて自分の時間が無い方や、何度も施術しに行くのは面倒な方は、自宅でのセルフ脱毛を行うことになりますが、いったいどんな種類があるのでしょうか?
 

  • ワックスシート

 

ドラッグストアで簡単に買えるので高校生くらいの年齢からでも簡単に挑戦することができます。
 

ワックスシートとは、ワックスが塗られたシートのことで、ペタペタとしている粘着テープのようなものをイメージしてみてください。
 

このシートを脱毛したい箇所に直接貼り、数秒肌になじませたら、ひと思いにシートをベリっと剥がす方法での脱毛となります。
 

正直脱毛というよりかは、テレビでよく芸人さんが罰ゲームでしているものと似ていて激しい痛みが伴いますし肌表面も一緒に剥がしてしまうためお肌へのダメージが大きいです。
 

  • 家庭用脱毛器

 

サロンで施術するのと同様の方法で行います。家庭用脱毛器は
 

  • レーザー式
  • フラッシュ式
  • サーミコン式

 

の3種類あり、使いきって終わりのタイプとカートリッジを交換するタイプがあります。 サロンやクリニックで施術するのと同様、2~3か月に一回定期的に間隔をあけて照射していくと効果的です。
 

早く脱毛をしたいからと言って、当てすぎるとお肌を痛めるだけで逆効果となりますから注意しましょう。
 

  • 毛抜き

 

100均やドラッグストアで簡単に購入できて、脱毛方法としてはもっとも手軽でシンプルな方法です。
 

眉毛の端の毛や、目立つ毛を一本だけ抜きたいなど、ピンポイントで使用しやすく、コストも時間もかかりません。
 

ですが注意点として、脱毛後に毛穴が盛り上がって見えたり、痛みを伴いやすいデメリットもあるため、オススメしにくい方法です。
 

うぶ毛脱毛にかかる費用は?

脱毛サロンコスパ

皮膚科・クリニックの場合

エステサロンよりも効果が高いとされている医療レーザー脱毛の永久脱毛料金は6回~10回程度の施術で10万~20万円が相場です。
 

たいていの場合は、3回~5回ほど行ったら綺麗になることが多いので、回数が余ったら別の部位へ使えるかどうかもしっかり確認の上契約しましょう。
 

漏れのないよう顔のうぶ毛まで綺麗に永久脱毛していきたい方には医療レーザー脱毛がおすすめです。
 

脱毛エステサロンでの場合

顔や体のうぶ毛の永久脱毛料金は4回~6回程度の施術で3万円から5万円が相場になります。
 

顔のうぶ毛に関してはエステサロンでは取りきれない事が殆どなので、顔のうぶ毛まで完全に脱毛したい場合には追加でのコースになると思っておいたほうが良いですよ。
 

完全な脱毛を目指すなら24回は必要ですと言ってくるサロンもあるので、事前の確認が必要です。
 

自宅で行う場合

一番リーズナブルなのは毛抜きや脱毛クリーム、脱毛ワックスです。ワンコインでドラッグストアで買える値段です。しかし、永久脱毛では無いのでこまめにお手入れする必要があります。
 

脱毛器具は高いものだと7万円程します。ただ、そこまでの金額を出すなら、サロンやクリニックで行うほうが手間もないですし効果も高いですよ。
 

うぶ毛脱毛の際の注意点

顔の脱毛クリームは慎重に

自宅でのセルフ脱毛をする際、お顔の処理に脱毛クリームを乳液のような感覚で使う方がいますが、非常に肌へのダメージが強いので顔をクリームで脱毛するのは避けましょう。
 

そもそも脱毛クリームで毛が抜けるしくみは、クリームに含まれている成分で毛を溶かしていく脱毛方法です。脱毛というよりは除毛の感覚に近く、毛が溶けるほどの強烈なアルカリ成分を使っているものが多いです。
 

もちろん皮膚も一緒に溶かしていくため、表皮が溶け、かぶれたりヒリヒリ感を引き起こします。どうしても行いたい場合はパッチテストを首元で試してからにしてくださいね。
 

硬毛化・多毛化のリスクも

レーザーや光脱毛を行う場合は、硬毛化・多毛化にも注意して下さい。硬毛化』とは細い毛が太くなる現象で、『多毛化』とは毛が増えてしまう現象です。これは、特にうぶ毛が生えている部位に起こります。
 

脱毛するために照射した力が逆に作用して、育成を促してしまうことが原因です。太く多くなった毛でも何度か繰り返すうちに他の毛と同じように抜けていきますが、顔の場合、脱毛過程で一時期ジョリジョリになってしまう危険性があるため予め覚悟をしてから望みましょう。
 

そして、そうなったときには結果的にコストが高くついてしまうので事前にきちんと説明を受けましょう。
 

脱毛後には保湿をしっかり

家庭用脱毛器でもっとも注意すべきなのが、火傷です。照射の際は取扱説明書をきちんと読み、正しく使用しましょう。指定されている照射力以上にパワーを上げると火傷の原因になりやすいです。
 

早く脱毛したいからといってむやみやたらに上げることはやめましょう。そして脱毛後は肌がダメージを受けるので、念入りに保湿しましょう。
 

まとめ

気になるうぶ毛は出来ることなら処理したいですよね。しかしコストを抑えるにはそれなりの手間や時間がかかります。
 

思い切ってクリニック等へ通うにも、実際の効果が気になりますよね。値段も決して安くはありません。
 

背中は特に自分では処理しづらい場所ですので、プロに施術してもらうのが理想です。永久脱毛なので長い目で見たときにはお得ですね。
 

生活スタイルやうぶ毛の状態は個人差があるので、自分に合った方法で安全に対策しましょうね。